チラシからLINEへ——コスト以上の利益につながったLステップ運用

オガワホームAS株式会社

概要

オガワホームAS株式会社は、「顧客第一主義と、よりよい住宅環境の実現を目指して」という企業理念を掲げる地域密着型の住宅会社です。埼玉県草加市越谷市を中心に、新築からリフォームまで幅広く手がけています。LINE(Lステップ)を活用し、イベント来場や顧客接点の創出につながる仕組みづくりを進めています。

課題
  • チラシや紙のDMに頼らない新たな集客導線の獲得
  • Instagramや公式LINEを自社で運用していたものの、ノウハウ不足により成果につながっていない
  • 施策ごとの反応や契約状況が見えにくく、費用対効果を判断しづらい
支援内容
LINE(Lステップ)運用で顧客接点を増やし、来場・契約につながる仕組みを構築 オガワホームAS株式会社さまのLINE(Lステップ)の構築・運用を支援しました。ターゲット層や顧客ニーズを踏まえ、配信内容や申込フォーム、イベントへの導線を設計し、画像制作から配信設定、数値分析まで一貫して対応しました。その結果、LINE経由で年間約50組のイベント来場につながる仕組みを構築し、来場後の契約や売上まで追える環境を整えました。さらに、顧客からの問い合わせや写真の送付にもLINEを活用し、相談のハードルを下げるとともに、円滑なコミュニケーションの実現にもつながりました。

Approach

オガワホームAS株式会社の代表取締役 吉井氏と施工監理課 松浦氏に、LINE(Lステップ)運用支援導入の背景と成果についてお話を伺いました。

「チラシだけでは届かない」——情報接点の変化への危機感

―まず、LINE(Lステップ)運用を検討された背景を教えてください。

吉井氏:会社として、SNSを使った集客や顧客獲得を課題にしていたので、最初は自社内でInstagramの運用をしていました。投稿も一生懸命やっていたんです。

松浦氏:並行して公式LINEにも、取り組んでいましたね。

吉井氏:ただ、私たちは建築バカばかりなので、どうしてもうまくいかない(笑)。

Instagramも開設当初は、社員が頑張ってくれたんです。でも、登録者数が200人、300人くらいからなかなか伸びませんでした。労務費をかけて運用しているのに成果が出ないのであれば、きちんと費用をかけてプロに任せた方がいいのではないか、という話になったんです。

―Instagramから、LINE(Lステップ)に注力していこうと考えた理由は何だったのでしょうか?

吉井氏:Instagram利用者の半数以上が10〜30代です。一方、当社のターゲット層は40代以上です。そう考えると、LINEの方に特化していきたいという話になりました。

SNS集客に悩んでいた中で、やはりプロの力を借りる方が早いのではないか。そうした流れで、メイクリードさんにお世話になることになりました。

―当時、新規集客についてはどのような課題感がありましたか?

松浦氏:LINEもどうにかしなきゃ、Instagramもどうにかしなきゃ、という話はありましたね。

吉井氏:もう4、5年くらい前から、ずっと課題感はありました。今まで当社は、紙媒体のチラシが生命線でした。新規・既存を問わず、紙のDMを郵送してお客さまと接点をつくってきたんです。

ただ、紙ベースの集客はいずれ終わるだろうという危機感はずっと持っていました。今の40代、50代の方たちがリフォームを考える世代になっていく中で、情報収集の手段はもう紙ではなくスマートフォンに移っていくんだろうと。

それなのに、会社としてそこに何も手を打てていない。だから「今からやっておかないと間に合わない」と感じていました。会議の場でもそうした話はしていましたが、なかなか社内でピンときているのか分からない部分もありましたね。

―自社で運用することの難しさも感じていたのでしょうか?

吉井氏:そうですね。若い社員は私たちよりSNSやシステムに強い部分もありますが、それでもやはり素人の域を出ないんです。知識がない中で、建築に関わる人間だけでSNSやLINEを本格的に運用していくのは、ちょっと不可能だろうと感じていました。

もちろん、外部に依頼することへの不安もありました。過去にWebや広告関連で何度か失敗しているので、費用をかける怖さはあります。それでも、いい会社と組めるまではやり続けるしかないと思っていました。

紙媒体だけに頼るのではなく、これからのお客様に届く仕組みを作らなければいけない。その危機感が、LINE運用に本格的に取り組む大きな理由になりました。

オガワホームAS様インタビュー画像

メイクリードへの依頼の決め手は“課題に向き合う提案力”

―以前にも、WebやSNS関連の施策を外部に依頼されたことはあったのでしょうか?

吉井氏:実はメイクリードさんと知り合う前にも、SNS関係の会社さんに何社かお願いしたことがあったんです。

ホームページを作ってもらったり、リスティング広告を出したり、YouTube動画を制作したりもしました。YouTubeも、1カ月に何本、年間で何本という形で、何百万円という費用をかけて取り組んでいました。

ただ、正直に言うと一度もうまくいっていません。制作物を作って、データを渡されたらそれきり、という感じでした。

―そうした経験がある中で、メイクリードに依頼しようと思えた理由は何でしたか?

吉井氏:他社と決定的に違ったのは、「何に困っていて、ではこうしたらどうか」という提案があったことです。

相談内容に対して具体的な案を出してくれる。その提案を聞く中で、こちらも「こういうことはできないか」「こういう形はどうか」とアイデアが浮かぶんです。

相談したことがきちんと形になり、継続的に改善されていく。さらに裏側のデータもしっかり取ってくれる。そこが、これまでお願いしてきた会社さんとは大きく違いました。

―課題に対する具体的な解決策が、依頼前の安心材料になったのですね。

吉井氏:そうですね。過去には、何かやらなければいけないという焦りから、いろいろな施策に費用をかけてきました。ロングテール検索のような施策にも取り組みましたが、しばらく続けても成果が出ませんでした。

「何かやらなきゃ」という恐怖心が、結果的に失敗につながっていた部分もあったと思います。だからこそ、ただサービスを売るのではなく、こちらの課題をしっかり見たうえで提案してくれるメイクリードさんの存在は、とても心強いものでした。

―大手企業ではなく、メイクリードに依頼することへの不安はありませんでしたか?

吉井氏:逆に、大手さんの方が怖かったです(笑)。

小さい会社さんの方が、一生懸命立ち上がっていこうとしていて、親身に距離感近く打ち合わせてくれる印象がありました。大手さんは、約束したものを納品したら終わり、という感じがあったんです。

もちろんすべての大手さんがそうではないと思います。ただ、大手さんは扱っている件数が多い分、会社の特性や「うちに合った方法は何か」を考えるより、他社で成功したやり方に近いものを作って納品して終わるのではないか、という不安がありました。

その点、メイクリードさんは相談しながら一緒に考えてくれる。だからこそ、長くお願いできる会社だと感じました。

オガワホームAS様インタビュー画像

定期報告だけで終わらない——メイクリードの伴走支援

―実際にLINE(Lステップ)の構築や運用を依頼してみて、いかがでしたか?

松浦氏:構築がとても早かったです。こちらが直してほしいところや、こうしてほしいという要望を伝えると、そのまま反映するのではなく、メイクリードさん側で噛み砕いて、LINEに向いている形にしてくれました。

メイクリードさんは、こちらの意図をしっかり汲み取ってくれますし、ただ「そうですね」と受け取るだけではなく、「それはどうですか?」と意見も伝えてくれるんです。こちらの要望を踏まえながら、一緒に良い形を考えてくれるので、構築を進める上でも話がしやすかったです。

―運用が続く中で、特に良かったと感じる点はありますか?

松浦氏:改善の提案を、こちらから言うだけではなく、メイクリードさん側からも出してくれるところです。

打ち合わせのたびに、定期報告だけで終わるのではなく、「こうしていった方がいいと思います」「こういうのはどうでしょうか」と話してくれます。一方的に答えを出して終わりではなく、こちらも考える余地がある提案をしてくれるので、とても助かっています。

他の会社さんだったら、打ち合わせをして、提供が終わって、「何かありますか?」で終わっていたと思います。でもメイクリードさんは、次の発想につながるヒントをくれるんです。

吉井氏:その中から、「こういうことをやったらいいよね」と考えられるのが、これまでにない経験でした。

たとえば、ドローン点検の見せ方もそうです。ターゲット層の行動に合わせてフォーム申込だけでなく電話問い合わせにもつながりやすい形へ改善。さらに事例掲載によって利用後のイメージも伝わりやすくなりました。

こちらだけでは出てこなかった発想に対して、ヒントをもらえるから、「じゃあこういう形でやってみよう」と話が広がっていきます。

―単なる運用代行ではなく、次の施策を一緒に考える関係性になっているのですね。

松浦氏:そうですね。登録者数の増加で満足するのではなく、その後に何をするかまで一緒に考えてくれる。そこが、今まで依頼した会社にはありませんでした。

現場感や考えを踏まえながら、LINEの中でどう見せるか、どう運用するかを考えてくれるので、ただ任せるだけではなく、一緒に作っている感覚があります。

社内会議の中で「これ、メイクリードさんにできるかな」と話に上がったことも、相談するときちんと返事をもらえています。Instagramに掲載する動画制作や、お客さまへの定期点検の効率的なご案内など、こちらの「できるかな?」を汲み取って、実現できる形を提案してくれるので、すごく相談しやすいですね。

年間約50組がLINE(Lステップ)経由で来場——費用対効果が見える安心感

―LINE(Lステップ)運用を続ける中で、成果として大きかったことは何でしょうか?

吉井氏:一番は結果ですよね。登録者数についても、最初に「これぐらいまで伸ばしたい」と話していた数字をしっかりクリアして、さらにプラスアルファで超えていったことは大きかったです。(2026年6月現在 友だち総数5,478人)

そのうえで、着地点をどこに持っていくかと考えたときに、やはりイベントへのLINE来場集客があります。1回のイベントに対して、LINEから6件以上の来場を目指したいという話がありましたが、結果として数字がついてきています。そこが最大のメリットだと思います。

―具体的には、どのくらいの来場につながっているのでしょうか?

吉井氏:年間で平均10回ほどイベントを開催していて、LINEから平均5組来場しているとすると、年間で約50組のお客様をLINEから集客できている計算になります。

来場後の契約状況や売上まで見ていくと、かけているコストに対して十分に利益を確保できている実感があります。単に来場数が増えたというだけでなく、費用対効果を判断できる数字が見えることは、継続するうえで大きな安心材料になっています。 

―成果を数字で確認できることは、LINE(Lステップ)継続の安心感にもつながっていますか?

吉井氏:そうですね。これまで取り組んできたSNS系の施策とは、そこがまったく違います。

以前は、売上や利益がどれくらいか、計算が成り立たないことが多かったんです。でも今は、「これだけ来場があって、これだけ契約につながっている」と見えるので、経営者の立場として安心して継続できます。

チラシの場合も、何部配って何件来場されたかは分かります。ただ、そこから契約に至ったのかを正確に割り出すのは難しい部分がありました。LINEはそのあたりの数字を追いやすいので、「このコストは失敗なのか」と不安になるのではなく、具体的な判断ができるのでありがたいです。

―成果以外の面で、想定していなかった良い変化はありましたか?

吉井氏:僕の気持ちがすごく落ち着くことです(笑)。LINEの通知がピコンピコン鳴るたびに、「稼働しているな」と感じられるんですよね。精神安定剤になっています

日々の動きがリアルタイムで見える効果は、思っていた以上に大きいです。登録者が増えている、問い合わせが来ている、イベントにつながっている。そうした変化が見えることで、施策が止まっていないという安心感があります。

▼実際のLINE(Lステップ)の配信・リッチメニュー

オガワホームAS様Lステップ画像

メールよりも気軽に相談できる——LINEが縮めたお客さまとの距離感

―LINE(Lステップ)を活用する中で、お客様とのコミュニケーションに変化はありましたか?

吉井氏:お客さまとLINEでやり取りする機会は確実に増えましたね。

今までは、メールアドレスを知っているお客様であれば、担当者とメールでやり取りすることはありました。LINEで問い合わせができるようになってからは、より気軽に相談をいただけるようになりました。

打ち合わせをした後も、「やっぱりあそこをこういう風に変えてほしい」といったやり取りがLINEでできます。まだ当社のことをあまり知らない新規のお客さまとも、LINEで直接やり取りできるのは大きいですね。

また、私や上の立場の者がやり取りを見られることもメリットです。何か気になるやり取りがあれば、「大丈夫かい?」と社内で声をかけることもできます。お客様対応の状況を把握しやすくなった点も、LINEを活用してよかったところです。

―松浦様は、お客様との接点の変化をどのように感じていますか?

松浦氏:お客様とLINEで話す機会は、本当に増えました。公式LINEがあることで、「松浦さん、LINEやってる?」と聞かれることも増えています。

LINEだと、お客様の家に行かなくても写真を送ってもらえるので、やり取りがしやすいんです。たとえば、お風呂の色をこれにしたいという相談や、工事が終わった後に「ここが気になるんだけど」といった問い合わせも、写真付きで送ってもらえます。

お客様からしても、問い合わせのハードルが下がっているのではないかと思います。電話をするほどではないけれど、少し確認したい。そういう時にLINEが使えることで、気軽に連絡してもらいやすくなりました。

―社内でLINE(Lステップ)を活用する意識にも変化はありましたか?

松浦氏:キャンペーンの社内周知などでは、LINEをどう活用するかという話は出るようになりました。たとえば、ポイントプレゼントのような施策を社内で共有して、LINEでも案内していく形です。

吉井氏:会議自体は、意見が活発に飛び交うというより、予定通りに見積もりや打ち合わせ、契約まで進められているかを確認する報告の場が中心です。

ただ、施策の話になると、「チラシは次どうするか」「イベントはどうするか」という話の中で、「ではLINEとどう結びつけるか」という視点が出るようになりました。LINEがあることで、集客施策を考える時の選択肢が増えた感覚はあります。

―運用してみて気づいた課題もありますか?

松浦氏:お願いする前は、お得情報や特売情報を自分たちで流していました。ただ、運用していく中で、たくさん送った月はブロック数が増えることもあって、送れば送るだけいいわけではないと気づきました。

社内では「トイレのお得な情報を流そう」「給湯器のキャンペーンを流そう」という話も出ます。でも、流しても思ったほど訴求効果がなく、ブロック率だけ高くなってしまうこともあるんです。そこは意外でした。

吉井氏:お客様にとって、必要な情報と必要ではない情報はかなりはっきり分かれるのだと思います。

松浦氏:LINEは、一度「自分には関係ない」「うるさい」と思われると、簡単にブロックされてしまいます。だから、単に売り込みの情報を送り続けるのではなく、イベント情報のように、特定の誰かだけではなく幅広い方に見てもらえる内容を流し続ける方が、自然に印象に残っていくのではないかと感じました。

LINEはお客様との距離を近づける一方で、届け方を間違えると離脱にもつながります。だからこそ、今後もメイクリードさんと一緒に配信内容やタイミングを見ながら、必要な情報を適切に届けていきたいです。

LINE登録者は“数字”ではなく“会社の財産”——「選ばれる会社」として発展させたい

―今後、SNSやLINE(Lステップ)を活用して、会社をどのように発展させていきたいとお考えですか?

吉井氏:今取り組んでいることを土台にして、今後もデジタルマーケティングを進めていきたいです。

今後は顧客側の情報収集の方法が大きく変わっていくと感じています。今でも50代以上の方は、2回くらい前のチラシを持ってイベントに来てくださることがあります。一方で、その下の世代に切り替わっていくと、紙ではなく、SNSやLINE、Webを通じて情報を集めることが当たり前になっていくはずです。

たとえば、今30代で新築を建てた方が、40代になってリフォームを必要とする頃には、情報収集の中心は紙ではなくなっていると思います。だからこそ、その方たちに情報が届き、必要なタイミングで「オガワホーム」という会社を思い出してもらえる仕組みを、今のうちに作っておかなければいけません。

それができないと、会社は先細っていくという危機感があります。将来のお客様との接点を作り続け、選ばれる会社として発展させていきたいです。

―LINE(Lステップ)の登録者数が増えていることも、今後の基盤づくりにつながっているのでしょうか?

吉井氏:そうですね。LINEの登録者数を見ているだけでも、すごく安心感があります。

LINEの登録者数は当社にとって「財産」だと思っています。紙のチラシは、その時に見てもらえなければ終わってしまいます。でもLINEでつながっていれば、必要なタイミングで情報を届けられる可能性がある。登録者が増えることは、将来のお客様との接点が増えていくことでもあります。

―今後、メイクリードに期待していることはありますか?

吉井氏:現在進行形でいうと、AIなども活用していきたいと思っています。私たちは建築の人間ばかりなので、業務効率をどう上げるか、パソコンを使ってどう効率化するか、そういう部分にも課題があります。

集客の効率をどう上げていくかも含めて、今は何かあるとメイクリードさんに相談するようになっています。建築に関わることであれば相談先はいくらでもありますが、AIやパソコン、SNS、デジタルマーケティングのような領域になると、相談先がないんです。

大手の会社さんもありますが、相談しても本当に良い方向に向かうのか分からない。煙に巻かれて終わってしまうのではないかという不安もあります。その点、メイクリードさんに相談すると、親身になって、ある程度レスポンスのあるところまでやり方を考えてくれます。

どこに相談したらいいか分からない領域でも、今までの経緯を見ていると、信用できるのはメイクリードさんだと感じています。

―最後に、メイクリードはどのような企業におすすめできると思いますか?

吉井氏:本音を言うと紹介したくありません(笑)。

いずれは多くの会社が取り組み始める領域だと思うので、当社としては先駆者として先に取り組み、積み上げてきたノウハウや仕組みを強みにしておきたいんです。特に、デジタルの世界は、専門の方が見れば真似しやすい部分があると思うんです。だから、商圏が被るような建築会社さんには、あまり紹介したくありません。

ただ、仲の良い建築会社さんや、業界内でつながりのある会社さんには紹介したいです。建築業界の中小企業は、SNSやデジタルに詳しい人が社内にいないことも多いと思います。私たちくらいの規模の会社だと、絶対に疎い部分があるんです。

メイクリードさんは、こちらが一つ言えば考えてくれますし、ブラッシュアップしたいと伝えれば、少しずつ進化させてくれます。そこが一番信頼できるところです。デジタルに課題を感じている中小企業にとって、相談しやすいパートナーだと思います。

―LINE(Lステップ)運用は、将来のお客様とつながるための大切な基盤づくりにもなっているのですね。また、メイクリードに価値を感じていただけていることも、大変ありがたく思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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